MakeとClaude APIで月5万円を自動化する収益ブログの作り方
「自動化で稼ぎたいのに、何から手をつければいいかわからない」「Makeって名前は聞いたことあるけど、設定が難しそう」「AIとノーコードツールを組み合わせたいけど、全体の設計図が描けない」——そう感じているなら、この記事はあなたのために書きました。
この記事を読めば、MakeとClaude APIを繋いで収益ブログを自動生成する仕組みの全体像と、具体的な設定手順、収益化までのロードマップがわかります。
結論から言うと、Make+Claude APIの組み合わせは、月5万円規模の収益ブログを「ほぼ自動で回す」仕組みとして現実的な選択肢です。プログラミングは不要。ノーコードで構築できます。
Make×AI収益化の全体像
- 01.MakeとClaude APIを繋ぐ具体的なワークフロー設計
- 02.スクリーンショットなしでも迷わない設定手順
- 03.自動化後の収益・時短効果と収益化の現実的なロードマップ
そもそもMake+Claude APIで何ができるのか
「自動化ブログ」の全体像をイメージする
まず、完成形のイメージを持ってください。Make(メイク)とは、複数のアプリやサービスを視覚的に繋ぐノーコード自動化ツール(プログラムを書かずに動作を組み合わせられるサービス)です。
一方、Claude APIは、Anthropic社が提供するAIの「脳みそ」を外部から呼び出す仕組みです。MakeからClaude APIにテキストを投げると、AIが記事文章を生成して返してくれます。
この2つを繋ぐと、こんな流れが実現します。
- Google スプレッドシートに記事テーマを入力する
- Makeが新しい行を検知してClaude APIにリクエストを送る
- ClaudeがSEOを意識した記事本文を生成して返す
- MakeがWordPressに下書きとして自動保存する
- あなたが確認・公開ボタンを押すだけ
テーマを入力する以外、手を動かす作業はほぼゼロ。これが「収益ブログの自動化」の正体です。
競合記事との決定的な違い:「承認フロー」を挟む設計が命
よくある自動化記事は「AIが書いた記事をそのまま公開」する設計を紹介しがちです。でも正直、それは危険です。AIの誤情報、重複コンテンツ、不自然な文章——そのまま公開するとサイト評価が下がります。
AI Hacksが推奨するのは、AIに下書きを作らせて、人間が最終確認する「半自動」設計です。確認作業は5〜10分程度。それだけで品質が担保され、GoogleのE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性の評価基準)にも対応できます。
自動化なしのブログ運営
- 記事1本の作業時間3〜5時間
- 月間投稿本数4〜6本
- 月の作業時間約20時間
半自動化後のブログ運営
- 記事1本の作業時間30〜60分(確認のみ)
- 月間投稿本数15〜20本に増加見込み
- 月の作業時間約10時間以内に圧縮
Makeの基本設定:アカウント作成からシナリオ起動まで
Makeに登録してシナリオを作る準備をする
Makeは無料プランから始められます。月1,000オペレーション(ワークフローの各処理ステップ1回分)まで無料なので、テストには十分です。
登録後、ダッシュボード左メニューの「Scenarios」→「Create a new scenario」でシナリオ作成画面に進みます。中央の「+」ボタンを押してモジュール(各アプリとの接続パーツ)を追加していく、という操作が基本です。
Makeシナリオの基本構築手順
6 STEPS
- 01
Makeにサインアップ
make.comにアクセスし、Googleアカウントまたはメールで無料登録します。クレジットカード不要です。
- 02
新しいシナリオを作成
「Scenarios」→「Create a new scenario」をクリック。最初のモジュールとして「Google Sheets」を選択します。
- 03
Google Sheetsをトリガーに設定
「Watch New Rows」を選び、記事テーマを入力するスプレッドシートと対象シートを指定します。これで新しい行が追加されると自動で動き出します。
- 04
HTTPモジュールでClaude APIに接続
「+」を押して「HTTP」→「Make a Request」を選択。次のセクションで詳しく解説します。
- 05
WordPressモジュールで下書き保存
「WordPress」→「Create a Post」を選択し、Claudeが生成した本文を下書きとして自動保存する設定にします。
- 06
テスト実行で動作確認
「Run once」ボタンで1回だけ動かし、各モジュールの出力データを確認します。問題なければスケジュール実行を有効にします。
つまずきやすいポイント:接続認証のエラー
Google SheetsやWordPressを初めて接続するとき、OAuth認証(外部サービスへのアクセス許可設定)のポップアップが出ます。ブラウザのポップアップブロックが邪魔をして認証が通らないケースが多いので、ポップアップを許可する設定を先にしておきましょう。
Claude APIとの連携設定:HTTPモジュールの具体的な組み方
AnthropicのAPIキーを取得する
Claude APIを使うには、Anthropicのコンソール(console.anthropic.com)でAPIキーを発行する必要があります。アカウント作成後、「API Keys」メニューから新しいキーを生成してください。生成直後の文字列をコピーして安全な場所に保管しましょう。一度画面を閉じると二度と表示されません。
MakeのHTTPモジュールを正しく設定する
MakeにはClaude専用のモジュールがまだないため、汎用の「HTTP」モジュールを使います。設定値は以下のとおりです。
- URL:https://api.anthropic.com/v1/messages
- Method:POST
- Headers(ヘッダー):
- x-api-key:取得したAPIキー
- anthropic-version:2023-06-01
- content-type:application/json
- Body type:Raw
- Content type:JSON
リクエスト本文(Body)には以下のようなJSONを入力します。
{“model”: “claude-opus-4-5”, “max_tokens”: 2000, “messages”: [{“role”: “user”, “content”: “{{1.テーマ列の値}}について、SEOに強い記事を書いてください。”}]}
{{1.テーマ列の値}}の部分は、MakeのUIで前のGoogle Sheetsモジュールから引き継いだデータをマッピング(変数として差し込む操作)します。
プロンプト設計が収益を左右する
Claudeに送るプロンプト(AIへの指示文)の質が、記事の品質を直接決めます。単に「記事を書いて」では不十分です。以下の要素を盛り込むと品質が安定します。
- ターゲット読者の属性(例:副業初心者の会社員)
- 記事の目的(例:Googleアドセンス審査通過・アフィリエイト誘導)
- 文字数の指定(例:1500〜2000文字)
- 出力形式の指定(例:HTMLタグで出力してください)
- 禁止事項(例:断定的な収益保証の表現は使わない)
Keerok社の調査によると、Make+Claude APIを使った自動化ワークフローは、週2〜3時間の作業時間削減が期待できるとされています。プロンプトの精度を上げることで、修正作業がさらに減ります。
収益化ロードマップ:月5万円への現実的な道筋
収益の柱は「自社ブログ」か「代行サービス」か
Make+Claude APIの自動化を使った収益化には、大きく2つのルートがあります。
ルート①:自社ブログの収益化
自分のWordPressブログに自動生成した記事を蓄積し、Googleアドセンスやアフィリエイトで収益を得るモデルです。月5万円を目指すなら、月間PV(ページビュー:サイトが見られた回数)5万〜10万が一つの目安です。記事本数を増やしやすくなる分、SEOの品質管理が鍵になります。
ルート②:自動化の仕組みを代行サービスとして販売
自分が作ったMakeのワークフローを、他の副業志向者や中小企業に提供するモデルです。初期構築費3万〜5万円+月額保守費1万〜2万円という料金体系が想定できます。3〜5社獲得できれば月5万〜10万円の収益が見込めます。
最初の4週間でやること
「いつか始めよう」は永遠に来ません。4週間の具体的なアクションを示します。
- 1週目:Makeに登録してGoogle Sheets→Claude API→Notionの最小構成を1つ完成させる
- 2週目:WordPressへの自動投稿(下書き保存)まで繋いで、10記事分のテーマを流す
- 3週目:プロンプトを改良しながら品質を上げ、公開できるレベルの記事を5本作る
- 4週目:Googleアドセンス申請、またはSNSで「自動化の仕組みを作れます」と発信する
失敗しやすいポイントと対策
自動化ブログで実際につまずく人が多いポイントを正直に書きます。
- AIの出力がJSON形式にならない:プロンプトに「JSON形式だけで返してください」と明記し、MakeのJSON Parse機能で解析する分岐を作る
- 同じ記事が二重投稿される:処理済みフラグをGoogle Sheetsに書き込んで重複を防ぐ
- API費用が予想以上にかかる:Claude Haiku(ハイク)という軽量モデルを使えばコストを大幅に削減できる。最初はHaikuでテストし、品質に問題があればOpusに切り替える
- WordPressへの認証が通らない:WordPressのREST API(外部から操作するための接続口)が有効になっているか確認する。プラグインで無効化されていることがある
この記事のまとめ
- MakeとClaude APIを繋ぐ基本設計は「Google Sheets(テーマ入力)→ Make → Claude API(文章生成)→ WordPress(下書き保存)」のシンプルな4ステップで完成する
- 「完全自動公開」より「人間が確認する半自動」設計のほうが品質が安定し、SEO的にも安全。最終確認に使う時間は記事1本あたり30〜60分程度に圧縮できる
- 収益化のルートは自社ブログとサービス代行の2択。どちらも4週間あればテスト運用まで持っていける現実的なスケジュール感
まず今日やること:make.comにアクセスして無料アカウントを作り、「Create a new scenario」をクリックするだけでOKです。設定は明日以降でいい。今日はその画面を開くことだけ目標にしてください。
DEEP DIVEもっと詳しい設定手順はnoteで公開中 →noteへ
よくある質問
Q1:MakeとZapierはどちらがいいですか?
A1:複数のAIツールを組み合わせた複雑なワークフローを作るならMakeが向いています。シンプルな2ツール連携ならZapierが操作しやすいです。
Q2:Claude APIの費用はどれくらいかかりますか?
A2:Claude Haikuなら1記事あたり約1〜3円が目安です。月100記事生成しても数百円程度。Opusモデルは10〜20倍程度になります。
Q3:プログラミングの知識は必要ですか?
A3:不要です。Makeはノーコードツールなのでコードなしで設定できます。ただしHTTPモジュールでJSON形式を扱う場面があるため、基本的なJSON構造は理解しておくと楽になります。
Make+Claude APIは「仕組みを作れた人」が稼ぐ時代の、最短ルートです。
- 設計は「テーマ入力→AI生成→下書き保存→人間確認」のシンプルな4ステップ
- 完全自動より半自動設計のほうが品質・SEO・信頼性すべてにおいて有利
- 今日アカウントを作れば、4週間後には動く仕組みが手元にある
難しく考えなくて大丈夫です。
まず一歩踏み出せば、あとはAIが助けてくれます。
ズルいくらい、うまくいく。