ズルく使う 情報まとめ ChatGPT #48

ChatGPTのCustom Instructions設定方法:毎回の指示を3秒で省く手順

2026.08.10· READ 9 MIN ·TOOLS · HOW-TO
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「ChatGPTって便利らしいけど、結局いつも同じ使い方しかしていない…」

そんな状況、ありませんか?要約させたり、翻訳させたり、ちょっとした質問をするだけで終わっている。しかも毎回「日本語で答えて」「箇条書きにして」「初心者向けに説明して」と同じ前置きを打ち込んで、地味にストレスを感じている。

この記事では、その「毎回の余計な指示」を一発でゼロにする機能、Custom Instructions(カスタムインストラクション=カスタム指示)の設定方法を、画面を見ながら迷わないレベルで丁寧に解説します。

結論から言うと、設定はたった3分。一度やれば、その後のすべての会話にあなた専用の指示が自動で反映されます。

この記事の要点

カスタム指示の設定

READ 5MIN / 3ITEMS

  1. 01.Custom Instructionsとは何か・何ができるか
  2. 02.3分で完了する具体的な設定手順(PC・スマホ対応)
  3. 03.コピペで使えるプロンプト例と失敗しやすいポイント

Custom Instructions(カスタム指示)とは何か

「毎回の前置き」をゼロにする機能

Custom Instructionsとは、ChatGPTへの「固定の前置き指示」をあらかじめ登録しておける機能です。一度設定しておくと、新しい会話を始めるたびに自動でその指示が適用されます。

たとえば今まで毎回こんな前置きを打っていたとしたら。

  • 「日本語で答えてください」
  • 「箇条書きで簡潔にまとめてください」
  • 「私はブログライターです。わかりやすい言葉を使ってください」

これを全部、Custom Instructionsに登録しておくだけでいいんです。以降は何も言わなくてもChatGPTが最初からその条件で答えてくれます。

設定できる2つの項目の意味

Custom Instructionsには入力欄が2つあります。それぞれの意味を押さえておきましょう。

  • 「あなた自身について」欄:自分が何者かをChatGPTに教える。(例:職業、目的、スキルレベルなど)
  • 「ChatGPTへの指示」欄:回答スタイルや形式のルールを決める。(例:言語、文体、長さ、構成など)

この2つを埋めるだけで、ChatGPTは「あなた専用のアシスタント」に変わります。

無料プランでも使えるのか

Custom Instructionsは無料プラン(ChatGPT Free)でも利用できます。有料プランへの加入は不要です。ただし、2026年8月時点ではChatGPT公式ヘルプ(help.openai.com)にも記載されているとおり、一部機能はプランによって挙動が異なることがあります。基本的な設定・反映機能は無料でも問題なく動作します。

Custom Instructionsの設定手順(PC版)

PROCEDURE

PC版 Custom Instructions 設定手順

5 STEPS

  • 01

    ChatGPTにログインする

    chat.openai.com にアクセスし、アカウントにログインします。

  • 02

    左下のアカウント名をクリックする

    画面左下に表示されているアカウント名(またはアイコン)をクリックするとメニューが開きます。

  • 03

    「設定(Settings)」を選ぶ

    メニューの中から「設定(Settings)」をクリックします。日本語UIの場合は「設定」と表示されています。

  • 04

    「パーソナライゼーション」→「カスタム指示」を開く

    設定画面の左側メニューから「パーソナライゼーション(Personalization)」を選択し、「カスタム指示(Custom Instructions)」をクリックします。

  • 05

    2つの入力欄に内容を入力して保存する

    「自分自身について」と「ChatGPTへの指示」をそれぞれ入力し、「保存」ボタンを押して完了です。

UIが英語表示の場合は「Settings」→「Personalization」→「Customize ChatGPT」の順に進みます。ボタン名が多少変わっていても、「パーソナライゼーション」か「カスタマイズ」という単語を探せば必ず辿り着けます。

スマホ(アプリ版)での設定手順

スマホアプリ版(iOS・Android共通)でも同じ設定ができます。

  1. アプリを開き、左上の三本線メニューをタップ
  2. 画面下部または左上のアカウントアイコンをタップ
  3. 「設定(Settings)」→「パーソナライゼーション」→「カスタム指示」の順にタップ
  4. 2つの入力欄を埋めて「保存」

PC版と操作の流れはほぼ同じです。スマホで使うことが多い人も、この機会に設定しておきましょう。

設定後に反映されているか確認する方法

設定が反映されているかどうかは、新しいチャットを開いて確認するのが確実です。同じチャットを使い続けていると変化に気づきにくいため、「+新しいチャット」から始めてみてください。指示に沿った形式で返ってきていれば成功です。

AIAI Hacksの視点:この設定、自分のブログ記事の下書き作業にすぐ使えると思った。毎回「ですます調で、SEOを意識して、見出しに数字を入れて」と打ち直していたのが完全に不要になる。設定は一度だけなのに、効果は毎回の会話で積み重なるのが地味にズルい。

コピペで使えるプロンプト例3選

Before / AfterAI Hacks調べ
BEFORE

設定なしの毎回の作業

  • 前置き入力毎回30〜60秒かかる
  • 文体の統一毎回指示が必要
  • ストレス「また同じこと打ってる…」
設定後の変化
AFTER

Custom Instructions設定後

  • 前置き入力0秒・自動反映
  • 文体の統一毎回自動で適用
  • ストレス本題だけ打てばOK

副業ブロガー・ライター向け

以下の内容をそのままコピーして「ChatGPTへの指示」欄に貼り付けてみてください。

  • 「自分自身について」欄:副業でブログ記事を書いています。AIや副業に関する記事が多く、読者は20〜30代の会社員です。専門的すぎない、日常語で読みやすい文章を好みます。
  • 「ChatGPTへの指示」欄:回答は必ず日本語で、ですます調で書いてください。長い回答は見出しと箇条書きで整理してください。結論を先に述べてから、理由や手順を説明する順番にしてください。難しい用語は使わず、括弧で簡単な補足を入れてください。

仕事のメール・文書作業が多い人向け

  • 「自分自身について」欄:会社員です。社内外のメール作成、報告書の要約、議事録の整理が主な用途です。
  • 「ChatGPTへの指示」欄:ビジネス文書はフォーマルな敬語で作成してください。要約は箇条書き3〜5点以内にまとめてください。メール文は件名・本文・署名のブロックで構成してください。不要な前置きや結び文は省いて、すぐ使える形にしてください。

学習・調べもの用途が多い人向け

  • 「自分自身について」欄:IT・AIに興味があるが、専門家ではありません。独学で学んでいます。
  • 「ChatGPTへの指示」欄:難しい概念は必ず具体例を使って説明してください。「つまり〇〇ということですか?」という確認をたまに入れてください。説明は中学生でもわかる言葉を意識してください。回答の最後に「次に調べると良いこと」を1つ提示してください。

失敗しやすいポイントと注意点

よくある失敗① 指示を詰め込みすぎる

Custom Instructionsには1500文字程度の文字数制限があります。あれもこれも書きすぎると、ChatGPTが指示を処理しきれずに一部の指示が無視されることがあります。

特に大事な条件を3〜5個に絞って書くのがコツです。「日本語・箇条書き・結論先出し」など、本当に毎回欠かせないものだけを残しましょう。

よくある失敗② 設定後に同じ古いチャットで確認する

Custom Instructionsは「新しいチャット」から適用されます。設定前に開いていた会話画面では反映されません。設定後は必ず新しいチャットを開いて確認してください。これを知らずに「設定しても変わらない」と諦めた人が意外と多いです。

よくある失敗③ 矛盾した指示を書いてしまう

「簡潔に」と「詳しく」を同じ欄に書くと、ChatGPTがどちらを優先すべきか判断できなくなります。指示の方向性は統一しておくことが重要です。

注意点:個人情報・機密情報を書かない

「自分自身について」欄に本名・会社名・住所・電話番号などを書くのは避けてください。Custom Instructionsの内容はOpenAIのサーバーに保存されるため、会社や仕事上の機密情報を含めることはリスクがあります。役職やスキルレベルなど「使い方に関係する情報」だけを書くのが安全です。

競合記事にない切り口:「目的別に使い分けるプロファイル発想」

ほとんどの解説記事は「一つのCustom Instructionsを設定する」前提で書かれています。でも実際には、「副業用」「仕事用」「勉強用」で内容を切り替えたいケースがあります。

現状のCustom Instructionsは1セットしか保存できませんが、「よく使う設定テキストをメモ帳やNotionに保存しておいて、用途に応じてコピペで入れ替える」という運用が現実的です。切り替えにかかる時間は30秒以下。用途ごとに専用プロファイルを持つ感覚で使うと、ChatGPTの精度が体感でぐっと上がります。

この記事のまとめ

  • Custom Instructionsは一度設定するだけで、以降のすべての会話に自動で指示が反映されるズルい機能
  • 設定はPC・スマホとも3〜5ステップで完了。無料プランでも使える
  • 「詰め込みすぎ」「古いチャットで確認」「矛盾した指示」の3つが最大のつまずきポイント

まず今日やること:「ChatGPTへの指示」欄に「回答は必ず日本語で、箇条書きで、結論から書いてください」の1文だけ入力して保存する。それだけでOKです。完璧な設定を目指すより、まず動かすことが大切です。

よくある質問

Q1:Custom Instructionsを設定すると、すべての会話に反映されますか?

A1:はい、設定後に開始した新しいチャットすべてに自動で適用されます。ただし、設定前に開いていたチャットには反映されません。また、特定の会話だけでオフにしたい場合は、設定画面から一時的に無効化することもできます。

Q2:スマホアプリとPCで設定を共有できますか?

A2:はい、同じOpenAIアカウントでログインしていれば、PCで設定した内容がスマホアプリにも反映されます。どちらか一方で設定するだけで問題ありません。

Q3:Custom InstructionsとChatGPTの「メモリ(Memory)」機能は何が違いますか?

A3:Custom Instructionsは「あなたが手動で書いた固定ルール」です。一方、メモリ機能はChatGPTが会話の中から自動で情報を記憶・蓄積していくものです。Custom Instructionsは「毎回欠かせない基本ルール」を固定するのに使い、メモリは「会話を重ねて精度を高める」用途と使い分けるのがおすすめです。

CONCLUSION

Custom Instructionsは「一度3分かけて設定すれば、毎回の指示入力がゼロになる」最もコスパの高いChatGPT設定です。

  • 設定は無料プランでも可能。PC・スマホどちらからでもできる
  • 「自分について」と「回答スタイルの指示」の2欄を埋めるだけ
  • 詰め込みすぎず、本当に毎回使う3〜5個の条件に絞るのがポイント

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