ズルく使う 情報まとめ Claude #49

Claude Projectsで業務効率化する5つの実践的な使い方

2026.08.11· READ 9 MIN ·TOOLS · HOW-TO
ROADMAP YOU ARE HERE · ズルく使う
// この記事は「使う」段階。読み終えたら次のカテゴリへ。

「ClaudeってChatGPTと何が違うの?」と思いながら、なんとなく使い始めてみたけど、結局ChatGPTと同じような使い方しかできていない。そんなあなたに向けて書きます。

ClaudeにはProjects(プロジェクト)という機能があって、これを使うと「毎回同じ説明をしなくていいAIアシスタント」が作れます。使いこなせれば、議事録要約や提案書の下書きが爆速になります。

この記事を読めば、Claude Projectsの具体的な設定手順と5つの実践的な活用方法がわかります。結論から言うと、Projectsの核心は「毎回ゼロから説明しなくていい状態を作ること」です。今日から使えるプロンプト例もあわせて紹介します。

この記事の要点

Projects活用法

READ 5MIN / 3ITEMS

  1. 01.Claude Projectsの基本設定手順と3つの設定項目
  2. 02.業務別・今日から使える5つの実践的な活用方法
  3. 03.ChatGPTとの使い分け基準と失敗しやすいポイント

Claude Projectsとは?「毎回説明ゼロ」を実現する仕組み

通常チャットとProjectsの決定的な違い

通常のClaudeチャットは、会話ごとにリセットされます。「私はBtoB向けのマーケ担当で…」という説明を毎回しなければなりません。これがProjectsを使うと不要になります。

Projectsは「特定の仕事専用のワークスペース」です。一度設定したルールと資料が保存され、そのプロジェクト内で会話するかぎり、Claudeは常にその前提を知った状態で答えてくれます。

たとえば「自分はIT企業のマーケ担当、BtoBのSaaS商材を扱っている、回答は箇条書き不要・段落形式で」という設定を一度入れれば、次回以降は「提案メールの下書きを作って」の一言で動いてくれます。

Projectsを使うのに必要なプランは?

Claude ProjectsはProプラン(月$20前後)以上が必要です。無料プランでは利用できません。ただし、設定の手間と得られる時短効果を考えると、毎日業務でClaudeを使うなら投資する価値があります。

Claude Projectsの基本設定手順

PROCEDURE

Claude Projectsの初期設定

5 STEPS

  • 01

    Projectsから新規作成する

    claude.aiにログイン後、左サイドバーの「Projects」をクリックして「New Project」を選びます。プロジェクト名はあとで自分がわかるような名前にしておくと整理しやすいです。

  • 02

    Instructionsにルールを書く

    「Project instructions」欄に、Claudeへの指示を書きます。役割・対象読者・出力形式・禁止事項の4点を書くのが基本です。例:「私はBtoBのSaaS企業のマーケ担当。回答は日本語・段落形式・ビジネスメール向けのトーンで」。

  • 03

    Knowledgeに資料をアップロードする

    「Knowledge」タブから、Claudeに参照させたいファイルをアップロードします。PDF・Word・CSVなどに対応しています。社内の業務マニュアルや商品資料を入れておくと、毎回内容を説明しなくてよくなります。

  • 04

    設定を保存して動作確認する

    設定後、そのプロジェクト内で「テスト用の依頼」を1つ送ってみます。Instructionsで指定した口調・形式通りに返ってくるか確認します。ズレていたらInstructionsを修正するだけでOKです。

  • 05

    うまくいった指示をスキルとして定着させる

    1つ作業を完了させたあと、「今やったことをスキルにして」とClaudeに依頼します。手順を再利用できる形で提案してくれるので、それをInstructionsに追記することで次回以降が爆速になります。

AIAI Hacksの視点:この使い方、自分のブログ記事の下書き作業に使えそうだと思った。理由は、毎回「AI Hacksの読者像・文体・禁止表現」を説明しなくても済むようになれば、記事1本あたりの準備時間がかなり削れるから。

Instructionsに書くべき4つの要素

Instructionsを書くときに迷いやすいのが「何を書けばいいか」です。以下の4要素を入れると安定します。

  • 役割:「私はIT企業のマーケ担当です」
  • 出力形式:「回答は段落形式で、箇条書き不要」
  • トーン:「ビジネスメール向けの丁寧語で」
  • 禁止事項:「断定表現は避けてください」

この4点があるだけで、Claudeの回答クオリティが大きく安定します。

業務別・5つの実践的な活用方法

活用1:議事録の要約を爆速化する

会議の議事録テキストをProjectsに貼り付け、以下のプロンプトを使います。

「以下の議事録を、上司向けに”結論→理由→次のアクション”の順で3点に要約してください。専門用語には補足を入れてください。」

Instructionsに「私は〇〇部門の担当者」と書いておけば、部門に合わせた言葉遣いで自動的に整えてくれます。手動で清書する時間がゼロに近くなります。

活用2:提案書・企画書のたたき台を作る

Knowledgeに自社の商品資料や過去の提案書を入れておきます。そのうえで以下のプロンプトを使います。

「新規施策の企画書を、目的・背景・施策案・KPI・リスクの順でA4 1枚相当にまとめてください。ナレッジの情報を参照してください。」

KnowledgeにあるファイルをClaudeが自動で参照するので、「例の商品の資料を見て」と一言添えるだけで、内容に即した提案書の骨子が出来上がります。

活用3:契約書・長文資料のレビューを短縮する

長文ドキュメントの分析はClaudeが特に得意とする用途です。Knowledgeに契約書や規程資料をアップロードして、以下のプロンプトを試してみてください。

「この文書の重要な論点、リスクになりそうな条項、未確認事項を表で整理してください。断定せず、要確認の箇所は”要確認”と明記してください。」

TechSuiteの調査では、契約書レビューの処理時間が50〜80%削減され、平均4時間かかっていた作業が約55分になったという事例が報告されています。ただし最終判断は必ず人間が行う前提で使うことが大前提です。

Before / AfterAI Hacks調べ
BEFORE

Claude Projects導入前

  • 毎回の前提説明5〜10分かかる
  • 議事録の要約手動で30〜40分
  • 提案書のたたき台1〜2時間かけて作成
Projects設定後
AFTER

Claude Projects導入後

  • 毎回の前提説明ゼロ(設定済みのため)
  • 議事録の要約プロンプト入力の数分で完成
  • 提案書のたたき台骨子を10〜15分で出力

活用4:自分専用のライティングアシスタントを作る

Instructionsに「私の文体」を登録すると、自分が書いたような文章をClaudeが生成してくれます。たとえばブログ記事やメルマガを書く人なら、過去に書いた記事をKnowledgeに入れて以下を設定します。

Instructionsの例:「Knowledgeにある記事の文体・語調・構成を参考に、同じスタイルで文章を生成してください。話し言葉に近い丁寧語・短い文・テンポを重視してください。」

競合記事にはあまり出てこない使い方ですが、これが地味に効きます。AIが「自分の文体」を学習した状態になるので、修正作業がかなり減ります。

活用5:FAQ・社内ナレッジベースを作る

Knowledgeに社内マニュアルや過去のQ&Aをまとめたファイルを入れておくと、「社内FAQ担当AI」が作れます。新人教育や問い合わせ対応の下書きに使えます。プロンプト例はシンプルです。

「Knowledgeを参照して、以下の質問に答えてください。根拠となる箇所も引用してください。」

毎回ドキュメントを開いて調べる手間がなくなります。

ChatGPTとの使い分け基準と注意点

Claudeを選ぶ場面・ChatGPTを選ぶ場面

ClaudeとChatGPTはどちらも優秀ですが、得意な場面が違います。以下を目安にすると迷いにくくなります。

  • Claude向き:長文の要約・レビュー・論点整理・企画書の骨子・文章の磨き込み
  • ChatGPT向き:幅広い汎用タスク・ツール連携・画像生成・プラグインを使った外部連携

「大量の資料を読ませて要点を抽出したい」「会話を重ねながら文章を仕上げたい」という場面では、Claudeのほうが使い心地がよいとされています。

失敗しやすいポイント3つ

Claude Projectsを使い始めてつまずく人に共通するポイントがあります。事前に知っておくと回避できます。

  • Instructionsが空のまま使う:設定ゼロだと通常チャットと変わりません。必ず「役割・出力形式・トーン・禁止事項」の4点を書きましょう。
  • Knowledgeを入れれば万能と思う:資料を入れるだけでは精度は上がりません。Instructionsで「Knowledgeを参照して」と指示することがセットで必要です。
  • 長文を入れれば正確になると思う:重要な文書の最終判断は必ず人間が確認しましょう。AIは要点の抽出や整理は得意ですが、法的・業務的な判断の責任は人間にあります。

この記事のまとめ

  • Claude Projectsは「毎回説明ゼロ」のAI環境を作れる機能で、Instructionsに役割・形式・トーン・禁止事項を書くことが最初の一歩
  • 議事録要約・提案書・契約書レビュー・ライティング・FAQの5用途で即効性が高く、今日から試せる
  • ChatGPTとの使い分けは「長文処理・論点整理・文章磨きはClaude」と覚えれば迷わない

まず今日やること:claude.aiにログインして、Projectsから新規プロジェクトを1つ作り、Instructionsに「自分の役割・出力形式・トーン」の3行を書いてみてください。それだけで次からの使い心地がガラッと変わります。

よくある質問

Q1:Claude Projectsは無料で使えますか?

A1:無料プランでは利用できません。Proプラン(月$20前後)以上が必要です。毎日業務で使うなら費用対効果は十分高いです。

Q2:Knowledgeにはどんなファイルをアップロードできますか?

A2:PDF・Word・CSVなど主要なビジネス文書に対応しています。社内マニュアルや商品資料をそのまま入れられます。

Q3:Projectsはいくつまで作れますか?

A3:プランによって上限が異なる場合があります。業務の種類ごとに分けて作るのが使いやすく、目的別に複数作成するのがおすすめです。

NEXT STEP使いこなせたら次は仕組みで稼ぐ →ズルく稼ぐへ

CONCLUSION

Claude Projectsで「毎回説明ゼロ」の業務環境を手に入れる

  • Instructionsに役割・形式・トーン・禁止事項を書くだけで回答クオリティが安定する
  • KnowledgeとInstructionsの組み合わせが、時短効果の最大化につながる
  • 議事録・提案書・レビューなど繰り返し作業から先に試すのがいちばん効果を実感しやすい

難しく考えなくて大丈夫です。
まず一歩踏み出せば、あとはAIが助けてくれます。
ズルいくらい、うまくいく。


会議・打ち合わせの議事録をAIに丸投げするなら

世界150万人が使うAIボイスレコーダー。録音するだけでChatGPTが自動で議事録を作成。手書きメモが不要になります。

PLAUD NOTEを見る

AIでスライド資料を自動作成するなら

最短3分で構成からデザインまで自動生成。日本向け素材が豊富でPPTX出力も可能なブラウザ完結型AIツールです。

イルシルを見る

毎日のAI実験を見届ける。成功も失敗も全公開 𝕏 フォロー