Claude Routinesの設定手順:PCを閉じても自動実行する方法
Routines設定方法
- 01.Claude RoutinesをWeb UIから5ステップで設定する具体的な手順
- 02.スケジュール・API・GitHubイベントの3種トリガーの使い分け基準
- 03.PCを閉じても自動実行される仕組みと、失敗しやすいポイント
「Claude Routinesって名前は聞いたけど、結局どこで何を設定すればいいの?」
「PCを開いているときだけ動くんじゃないの?本当に自動でやってくれるの?」
「ChatGPTのGPTsみたいなもの?それとも全然違う機能なの?」
こういう疑問、まさに自分も最初に思いました。この記事を読めば、Claude Routinesの設定手順がゼロから全部わかります。画面操作の迷いポイントも全部カバーします。
結論から言うと、Claude Routinesはクラウド(インターネット上のサーバー)で動く自動実行機能なので、PCを閉じていても関係なく動きます。設定さえしてしまえば、あとはClaudeが勝手に仕事を進めてくれます。
Claude Routinesとは?まず仕組みを30秒で理解する
「PCを閉じても動く」とはどういうことか
Claude Routinesは、Claude Code(クロードコード)という開発者向けツールに搭載された自動実行機能です。「ルーティン」という名前のとおり、決まった作業を決まったタイミングで繰り返し実行してくれます。
ポイントはクラウド実行であること。あなたのPCではなく、AnthropicのサーバーがClaudeを動かすので、自分のパソコンの電源が切れていても、スマホをしまっていても、寝ていても、Routinesは動き続けます。
競合記事の多くは「自動実行できます」と書いていますが、なぜPCを閉じても動くのかの仕組みをあまり説明していません。「クラウド実行=自分の端末は関係ない」という理解が、設定ミスを防ぐうえで非常に重要です。
ChatGPTのGPTsとどう違うのか
ChatGPTのGPTs(ジーピーティーズ)は、AIの振る舞いをカスタマイズして「専用アシスタント」を作る機能です。あくまであなたが話しかけたときだけ動く、受け身のツールです。
一方、Claude Routinesはあなたが何もしなくても自分から動く、能動的なツールです。毎日決まった時間にGitHubのコードをチェックして報告する、APIが呼ばれたときに自動でドキュメントを更新する、といったことができます。
ChatGPTのGPTsが「優秀なアシスタント」なら、Claude Routinesは「自律的に動く自動化エージェント(代理人)」です。使い分けの基準はシンプルで、「自分がトリガー(きっかけ)を引くか、機械がトリガーを引くか」で決まります。
どんな人・どんな作業に向いているか
Routinesが特に向いているのは、次のような繰り返し作業です。
- 毎日決まった時間にGitHubのリポジトリ(コードの保管場所)をチェックして異常を報告する
- プルリクエスト(コードの変更提案)が届いたら自動でレビューを開始する
- 毎週月曜の朝に進捗サマリーを自動生成する
- 外部システムからAPIを叩かれたときだけ特定のタスクを実行する
逆に「たまに使うだけ」「毎回内容が変わる」作業はRoutinesより通常のチャットのほうが向いています。定型的・繰り返し・自動で動いてほしいという要素が揃ったときに使うのがベストです。
Claude Routinesの設定手順:Web UIで5ステップ
前提:必要なアカウントとプランを確認する
Claude Routinesを使うにはClaude Codeへのアクセスが必要です。2026年6月時点では、Claude ProまたはMax、Teamプランのユーザーが利用できます。Freeプランでは利用できないので注意してください。
また、GitHubイベントトリガーを使う場合はGitHubアカウントとの連携も必要です。まずはスケジュール実行から試すのが一番シンプルです。
Claude RoutinesをWeb UIで設定する手順
5 STEPS
- 01
claude.aiにログインしてCode画面を開く
ブラウザで claude.ai/code にアクセスします。通常のClaudeのチャット画面とは別のページです。左サイドバーに「Routines」という項目が表示されていれば、利用可能なプランでログインできています。
- 02
「New Routine」をクリックする
左サイドバーの「Routines」をクリックすると、作成済みRoutinesの一覧画面が開きます。右上または画面中央の 「New Routine」ボタン をクリックして新規作成画面へ進みます。
- 03
プロンプト・リポジトリ・コネクターを設定する
「何をやらせるか」を決める3つの設定項目が表示されます。プロンプト(Claudeへの指示文)、リポジトリ(作業対象のGitHubリポジトリ・任意)、コネクター(外部ツールとの接続・任意)を入力します。初回はプロンプトだけで大丈夫です。
- 04
トリガーを選んで実行タイミングを決める
「スケジュール」「API」「GitHubイベント」の3種類からトリガーを選びます。スケジュールの場合は、プリセット(hourly・daily・weekdays・weekly)から選ぶか、cron式(例:0 9 * * 1-5 =平日の朝9時)を直接入力します。時刻はローカルタイム(日本時間)で入力できます。
- 05
保存して動作確認する
設定が完了したら「Save」ボタンで保存します。一覧画面に戻り、作成したRoutineが表示されていれば成功です。「Run now」ボタンで手動実行して、想定どおりに動くか確認しましょう。本番運用前に必ずテスト実行することを強くおすすめします。
Routines設定前の定型業務
- 毎日の作業手動でClaude/ChatGPTを開いてプロンプト入力
- 忘れたときタスクがそのまま未処理で残る
- PCオフ時何も動かない・完全停止
Routines設定後の定型業務
- 毎日の作業Claudeが自動実行・結果だけ確認すればいい
- 忘れたときスケジュール通りに自動で処理される
- PCオフ時クラウドで処理が継続・翌朝結果が届く
3種類のトリガー詳細:どれを選べばいいか
トリガー選びは設定の核心です。迷ったら以下の基準で選んでください。
- スケジュールトリガー:毎日・毎週など「時間で動かしたい」場合。一番シンプルで初心者向け。プリセットを選ぶだけで動く。
- APIトリガー:外部システムや自作ツールから「呼び出されたときだけ動かしたい」場合。発行されたURLにHTTPリクエストを送ることでRoutineが起動する。
- GitHubイベントトリガー:プルリクエストやプッシュなど「Gitの操作をきっかけに動かしたい」場合。開発者向けだが、コードレビュー自動化で最も効果が高い。
副業での活用を考えているなら、まずスケジュールトリガーから試すのが正解です。設定が最もシンプルで、失敗しにくいです。
実際に使えるプロンプト例3選
毎日の進捗チェックを自動化するプロンプト
スケジュールトリガー(毎平日朝9時)に設定するプロンプトの例です。
「リポジトリの昨日からの変更内容を確認し、未解決のissue(課題)を一覧化して、今日対応すべき優先順位トップ3を日本語で報告してください。」
このプロンプトを設定しておけば、毎朝出社したときにはClaudeがすでに状況を整理して待っています。朝のルーティン作業が爆速で終わります。
プルリクエスト自動レビュープロンプト
GitHubイベントトリガー(PR作成時)に設定するプロンプトの例です。
「このプルリクエストのコードを確認し、①バグの可能性、②改善できるコード品質の問題、③テストが不足している箇所を日本語で指摘してください。問題がなければ『レビュー完了:問題なし』と報告してください。」
コードレビューの初回確認をClaudeに任せることで、人間はより高度な判断だけに集中できます。
週次レポート自動生成プロンプト
スケジュールトリガー(毎週金曜17時)に設定するプロンプトの例です。
「今週のリポジトリへのコミット(変更の記録)内容を集計し、『完了したこと』『途中のこと』『来週やること』の3項目にまとめた週次レポートを日本語で作成してください。500文字以内にまとめること。」
毎週の振り返りが自動で文章になって届きます。チームへの報告や自分の作業ログとしてそのまま使えます。
失敗しやすいポイントと注意事項
権限設定のミスで動かない・意図しない操作をする
Routinesを設定するときに最も多い失敗が権限(パーミッション)の設定ミスです。リポジトリへのアクセス権限が不足していると、Routineは起動しても何もできずに終了します。
逆に権限を広く設定しすぎると、Claudeが意図しないブランチ(コードの分岐)を変更したり、本番環境に影響を与えることもあります。最初は読み取り専用(read-only)の権限から始めるのが鉄則です。書き込み権限は動作確認後に追加しましょう。
プロンプトが曖昧だと出力がブレる
通常のチャットなら「ちょっと違うな」と思ったら追加で指示できます。でもRoutinesは自動実行なので、その場で修正できません。プロンプトが曖昧だと毎回違う形式で報告が来て、結果的に使いにくくなります。
プロンプトには必ず「出力形式」「文字数」「言語(日本語で、など)」を明記しましょう。「〇〇を報告して」より「〇〇を日本語・箇条書き3点・200文字以内で報告して」のほうが安定した出力が得られます。
プラン別の実行回数制限を把握しておく
Claude Routinesにはプラン別の実行回数上限があります。AI総合研究所の解説によると、hourly(毎時)設定で大量実行すると月内の上限に達してしまうケースがあります。
副業での活用なら、最初はdaily(毎日1回)またはweekdays(平日1回)のプリセットから始めて、必要に応じて頻度を上げるアプローチが安全です。毎時実行は便利ですが、消費も早くなります。
「Run now」でテスト実行を必ず行う
本番運用前の手動テスト実行は神習慣です。スケジュールを待たずに「Run now」で実際の動作を確認しておけば、プロンプトのミスや権限不足を事前につぶせます。
特にGitHubイベントトリガーは、イベントが来るまで動作確認できないケースがあります。「Run now」で擬似実行して出力を確認してから本番に臨みましょう。
この記事のまとめ
- Claude RoutinesはクラウドサーバーでClaudeを自動実行する機能で、PCの電源状態に関係なく動作する
- 設定はclaude.ai/codeから「New Routine」で始め、プロンプト・トリガー・権限の3つを決めるだけ
- 失敗を防ぐには「権限は最小から」「プロンプトに出力形式を明記」「必ずRun nowでテスト」の3点を守ること
まず今日やること: claude.ai/codeを開いて、スケジュールトリガー(daily)で「今日の日付と曜日を日本語で教えて」というシンプルなプロンプトのRoutineを1つ作ってみてください。設定の流れを体で覚えるのが一番の近道です。
よくある質問
Q1:Claude Routinesを使うのに月いくらかかりますか?
A1:Claude ProプランはAI総合研究所の情報によると月額約3,000円前後(2026年6月時点)です。RoutinesはProプランに含まれており追加課金はありませんが、実行回数の上限があります。
Q2:GitHubを使っていなくてもRoutinesは使えますか?
A2:はい、使えます。GitHubはオプションです。スケジュールトリガーとAPIトリガーはGitHubなしで使えます。まずはスケジュール実行から試してみてください。
Q3:Routinesで実行した結果はどこで確認できますか?
A3:claude.ai/codeのRoutines一覧画面から各Routineをクリックすると、実行履歴と出力結果が確認できます。実行ごとにログが残るので後から見返すことも可能です。
NEXT STEP使いこなせたら次は仕組みで稼ぐ →ズルく稼ぐへ
Claude Routinesは「一度設定すれば、あとはPCを閉じたままで仕事が進む」自動化の入り口です。
- クラウド実行だからPCオフでも動く。「自分が動かす」から「勝手に動く」へシフトできる
- 設定の核心はトリガー選び。初心者はスケジュール→API→GitHubの順で試すのが正解
- プロンプトに出力形式を明記し、Run nowでテストすれば失敗はほぼゼロにできる
難しく考えなくて大丈夫です。
まず一歩踏み出せば、あとはAIが助けてくれます。
ズルいくらい、うまくいく。