ズルく使う 情報まとめ #17

ClaudeのProjects機能で案件別に文脈を固定して複数仕事を自動整理する設定

2026.06.09· READ 8 MIN ·TOOLS · HOW-TO
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この記事の要点

Projects活用術

READ 5MIN / 3ITEMS

  1. 01.ClaudeのProjects機能で案件ごとに文脈を固定する方法
  2. 02.毎回説明し直さずに複数の仕事を並行管理する設定手順
  3. 03.実際に使い始めたときに起きる時短・効率化の変化

「またゼロから説明するのか…」とため息をついたことはありませんか。案件Aのチャットで打った指示を案件Bにコピペして、途中で混乱して最初からやり直し。そんな非効率なやり方をずっと続けていませんか。

この記事を読めば、Claude(クロード)のProjects機能を使って複数の仕事を案件別に自動整理できるようになります。

結論から言うと、Projectsに案件ごとの「前提ルール」と「関連資料」を登録するだけです。あとはClaudeが毎回その文脈(コンテキスト=話の背景・前提)を覚えた状態で応答してくれます。設定は5分もあれば終わります。

ClaudeのProjects機能とは何か?3分で理解する

Projectsは「案件専用の部屋」をClaudeに作る機能

ClaudeのProjectsとは、仕事ごとに専用の作業スペースを作れる機能です。たとえば、副業のライティング案件・本業の資料作成・個人ブログの3つを同時に抱えているとします。普通のチャットでは全部が混ざってしまいますが、Projectsを使うとそれぞれ別の「部屋」で管理できます。

部屋の中には、その案件に関係する資料・指示・ルールをあらかじめ置いておけます。Claudeはその部屋に入るたびに「ここはこの案件の話をする場所だ」と理解した状態でスタートしてくれます。

無料版と有料版どちらで使える?

ProjectsはClaude Pro(月額約20ドル)以上のプランで利用できます。無料プランでは使えません。ただし、副業や本業の効率化に使うなら元は十分とれる金額です。月に5時間の作業削減ができれば、時給換算で十分ペイできます。

※2026年6月時点の情報です。プランの詳細はClaude公式サイトで確認してください。

通常のチャットと何が違うのか

通常のチャットは、新しいチャットを開くたびにClaudeの記憶がリセットされます。「あなたはライティングアシスタントです」「この案件のクライアントは〇〇です」という説明を毎回打ち込む必要があります。Projectsはこの手間をゼロにします。

Before / AfterVERIFIED 2026-05 · AI Hacks検証
BEFORE

Projects未使用の状態

  • 前提説明毎回300〜500文字打ち込む
  • 案件管理チャットが混在して探せない
  • 作業時間準備だけで10〜15分かかる
Projects設定後
AFTER

Projects導入後の状態

  • 前提説明初回1回だけ設定すれば永続
  • 案件管理案件ごとに整理されて即アクセス
  • 作業時間開いてすぐ本題から始められる

Projectsの作り方・基本設定の完全手順

まずはProjectsを作成する

以下の手順で進めてください。迷う場所はありません。

PROCEDURE

Projects新規作成の手順

5 STEPS

  • 01

    Claude.aiにログインする

    ブラウザでclaude.aiを開き、Proアカウントでログインします。

  • 02

    左サイドバーの「Projects」をクリック

    画面左側のメニューに「Projects」という項目があります。クリックするとProject一覧画面が開きます。

  • 03

    「New Project」ボタンをクリック

    一覧画面の右上あたりにある「New Project」ボタンを押します。案件名の入力欄が表示されます。

  • 04

    案件名をわかりやすく入力する

    「ブログ副業A社」「本業・週次報告」「個人SNS運用」など、後で見てすぐわかる名前にします。

  • 05

    「Create Project」で確定

    ボタンを押すと空のProjectが作成されます。ここから文脈の固定設定に進みます。

「カスタム指示」で文脈を固定する(最重要設定)

Projectを作成したら、次に「Project Instructions(プロジェクト指示)」を設定します。これがこの機能の心臓部です。

Project画面の上部または設定アイコンから「Project Instructions」の入力欄を開いてください。ここに書いたことが、このProject内のすべてのチャットに毎回自動で適用されます。

以下のようなテンプレートを参考にしてください。

  • あなたはWebライティングのアシスタントです
  • クライアントは30代女性向けコスメ通販サイトです
  • 記事の文体は「ですます調」、文字数は800〜1000文字で作成してください
  • 見出しはh2・h3のみ使用し、最初に結論を書いてください
  • 専門用語には必ずカッコで説明を付けてください

これを一度書けば、次回からこのProjectを開くだけでClaudeは自動的にこの前提を踏まえて動いてくれます。ズルいくらい便利です。

関連ファイルをProjectに追加する

Project Instructions欄の近くに「Add content」または「Upload files」ボタンがあります。ここからその案件に関係するファイルを追加できます。

たとえば以下のようなものを入れておくと爆速で使いやすくなります。

  • 過去の議事録やメモのテキストファイル
  • クライアントからもらった要件書
  • 自分が書いた過去記事のサンプル
  • よく使うフォーマット・テンプレート

Claudeはこれらのファイルを読み込んだ状態で、毎回チャットに答えてくれます。

案件別に複数Projectを使い分ける実践設定

副業3案件を並行管理する具体的な設定例

仮に、あなたが以下の3つの仕事を掛け持ちしているとします。

  • 副業①:企業ブログのライティング(IT系)
  • 副業②:SNS投稿文の作成(美容系インスタ)
  • 本業:週次の進捗レポート作成

この場合、3つのProjectをそれぞれ作って、別々に文脈を固定します。

副業①のProject Instructionsにはこう書きます。

  • 対象読者はITエンジニア志望の20代男性です
  • 技術用語には必ず平易な説明を加えてください
  • 文字数は1500〜2000文字、SEO(検索エンジン最適化)を意識した構成にしてください

副業②にはこう書きます。

  • 対象はInstagram(インスタグラム)の美容系アカウントです
  • テンションは明るく・親しみやすく・絵文字を適度に使ってください
  • 投稿文は150文字以内、最後にハッシュタグを5個つけてください

これだけで、開くProjectを切り替えるだけでClaudeが自動的に「今日はどの仕事モード」かを判断してくれます

毎日の作業をProjectで「型化」するコツ

各Projectを開いたら、最初に以下のような決まり文句を打つ習慣をつけると、さらに効率が上がります。

  • 「今日の作業:〇〇について記事を1本書きたい」
  • 「先週の議事録を読んで、今週のタスクを整理して」
  • 「このメモから報告書の下書きを作って」

Projectの文脈が固定されているので、余計な説明なしにいきなり本題から指示できます

やってみた結果こう変わった(仮定ケース)

副業ライターAさんの場合(想定)

副業でライティングを週5本こなすAさん(28歳・会社員)が、Projectsを導入したとします。それまでは毎回「このクライアントの案件は〇〇で、文体は〇〇で…」と200〜300文字の説明文を打ち込んでいました。

Projects導入後は、案件ごとのProjectを開いてすぐ「今日のお題:〇〇についての記事を書いて」と打ち込むだけ。1本あたりの準備時間が約15分から3分に短縮できた計算になります。週5本なら、週60分・月4時間の節約です。

複数案件を掛け持ちするBさんの場合(想定)

本業の傍ら3つの副業案件を持つBさん(34歳・フリーランス)の場合。以前は「どのチャットがどの案件だったっけ?」と探す時間だけで毎日10分ほど使っていました。Projectsで案件名をつけて整理したことで、探す時間がゼロ・切り替えが一瞬になりました。

注意点・失敗しやすいポイント

Projectsを使う上でつまずきやすいポイントを正直にまとめます。

  • Project Instructionsに情報を詰め込みすぎない:あれもこれも書きすぎると、Claudeが重要なルールを見落とすことがあります。1つのProjectに対して5〜7項目以内を目安にしてください。
  • 案件をまたいで同じProjectを使わない:たとえば「ライティング全般」という名前でひとまとめにすると、文脈が混ざってしまいます。必ず案件ごとに1つずつ作りましょう。
  • アップロードするファイルは関連性の高いものだけにする:関係ないファイルを大量に入れると、Claudeが正しい情報を参照しにくくなります。
  • Project Instructionsは定期的に見直す:案件の方向性が変わったらすぐに更新してください。古いルールのままだとズレた回答が来ます。

この記事のまとめ

  • ClaudeのProjectsは、案件ごとに「前提ルール+関連資料」を固定できる神ツール
  • Project Instructionsに5〜7項目のルールを書くだけで、毎回の説明が不要になる
  • 案件ごとにProjectを分けることで、複数の仕事を混乱なく並行管理できる

まず今日やること:Claude Proにログインし、左サイドバーの「Projects」から1つ目のProjectを作成して、Project Instructionsにあなたの仕事のルールを5項目書いてみてください。それだけで明日からの作業が変わります。

よくある質問

Q1:無料プランでもProjectsは使えますか?

A1:いいえ、Projectsの利用にはClaude Pro以上のプランが必要です。月額約20ドルで利用できます。

Q2:Projectsに登録した資料やInstructionsは他の人に見られますか?

A2:他のユーザーには見られません。自分のアカウント内だけに保存されます。ただし機密情報の扱いには注意してください。

Q3:1つのアカウントでProjectsはいくつまで作れますか?

A3:現時点では複数作成が可能ですが、上限数は公式情報を確認してください。実用上は10〜20個程度あれば十分です。

CONCLUSION

Projectsで「毎回ゼロから説明する無駄」を完全に消せる

  • Project Instructionsに5項目書くだけで文脈が永続的に固定される
  • 案件ごとにProjectを分けると複数仕事の混線がなくなる
  • 設定は初回5分・あとはProjectを開くだけで爆速作業が続く

難しく考えなくて大丈夫です。
まず一歩踏み出せば、あとはAIが助けてくれます。
ズルいくらい、うまくいく。


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